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2020年11月29日日曜日

東京おでかけ:国立科学博物館と旧岩崎邸庭園

次にぐるっとパスを使ってやってきたのは事前予約制の国立科学博物館です。

夏休みに来た時は、地球館を見学するだけで疲れてしまったので、今回は、日本館を見学することが目的です。

今回も9:00~9:20の間に入館できるように予約してあります。

新型コロナウィルスの感染者数も増えてきて、心配なので、できるだけ他の人とは距離をあけて見学します。
(日本館は、恐竜の化石が展示されている地球館より空いている印象でした。)

昔、日本列島にも、大型の動物がいたことに改めて驚きを感じざるを得なかったり、馴染みのある動物の祖先に出くわしたり、なかなか日本人としてのアイデンティティを感じる事ができた気がして、楽しかったです。

今回も昼食は、科学博物館の中で。
クイーンたぬきが食べたのは、牛丼です。




そして、お昼ご飯の後、不忍池沿いをグルーっと歩いて、旧岩崎邸庭園まで来ました。
三菱財閥の岩崎家3代目の岩崎久弥さんがジョサイア・コンドルに依頼して建てた洋館との事です。



中には、御茶席があり、お昼ご飯のあとだったので、あまりお腹が空いていなかったクイーンたぬきは、金箔入りの甘酒を飲んでみました。

たぬきプリンセスは、相変わらず抹茶とお茶菓子のセットを頼んでいました。
お抹茶をいただくのが好きだそうです。

その後、お庭に。
お庭の一部(写真の反対側)は、整備中でした。

当時の日本の有名な実業家のお屋敷なので、当時よりは縮小されているものの、やはり広々ですね。
ただ、ついつい、アメリカの鉄道王バンダービルトさんの邸宅であったBiltimore Estateと比べてしまったりしたクイーンたぬきです。

この旧岩崎邸の庭園も含めた総敷地面積は、18,235.47㎡、一方、バンダービルトさんの邸宅(建物自身)の総床面積(16,622.8㎡)です。

当時は、旧岩崎邸の総敷地面積は、約15,000坪(49,586.78㎡)とのことなので、当時より、かなり縮小されていますね。
一方、バンダービルトさんの邸宅は、敷地面積が現在、32㎢(8,000エーカー)とのことなので、桁違いでした。。。因みに、バンダービルトさんの邸宅には、当時珍しかった水洗トイレとセットとなっている今のホテルみたいな浴槽付きバスルームが43個もあったのが個人的には驚きでした。

旧岩崎邸が、都内の便利な場所にある一方、バンダービルトさんの邸宅は、North Carolinaの郊外にあるのが大きな影響かな、と思いますが、日本の古い建築物に対する価値観と歴史の浅いアメリカにおける古い建築物に対する価値観の違いも表れているのかな、と思いました。
(アメリカだと、1890年代の建物は、すごく歴史的価値が高いものであるものの、日本の中では、これぐらいの時期の建物は、奈良・平安とかの時代の建物とかと違って、そこまで歴史的価値がないとされるのかな、と。。。)

また、明治期の日本は、欧米列強に追いつけ追い越せだったので、実業家の資産レベルも桁違いだったのかも知れない、と考えていました。

こちらは、ビリヤード室で、上の洋館と地下道で繋がっています。

いろいろ日本と言う国の歴史を地層から近代史まで、個人的には考えられる1日になりました。

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